9月9～10日、研修旅行初日に千葉県の「新日鐵㈱君津製鐵所」と同敷地内「ニッテツコラム㈱」を訪問！
東京ドーム220個分という広大な敷地で繰り広げられるダイナミックで精緻な鉄鋼製品の製造過程を食事とビデオ鑑賞を交えながら4時間に渡り見学させていただきました。
君津製鐵所は、昭和40年に東京湾岸沿いを埋め立てて創業した新日本製鐵㈱の生産拠点。誰もが、まず広さに驚き、ひとつの町として形成されている様子に感心し、要塞のような建築物群や100m超の高炉に圧倒され、1000℃以上あると言われるオレンジ色の「鋼」の美しさに感動、最終的に鋼鈑に圧延されたり柱材としてのコラムに成形される様子に驚愕。企業の規模やオートメーション化だけでなく、環境問題においては膨大なコストや時間をかけ取り組んでおられ、水は90％以上を循環使用、炉から発生する副生ガスは100％構内にある発電所にて使用、副産物98％リサイクル、他産業で発生するものも再資源化、感心する事しきりです。
このような世界で活躍する日本のトップ企業を垣間見られた喜びだけでなく、私達が到着した際、お忙しいのに大勢で出迎えて下さったニッテツコラムの皆様、ソフト面で取り組んでおられるABC活動や６Sを丁寧に説明して下さった村田社長、工場内を隅から隅まで案内して下さった社員の皆様に大変感激いたしました。今回の工場見学は、参加者26名全員の心に深く刻み込まれた事でしょう。
